福井スタートアップ塾（仮）について

勉強会

　　毎月開催される福井スタートアップ塾のメインのイベント。経営に関する情報などの最新アップデートの共有などを行います。勉強会のあとは懇親会もあり、メンバー同士の交流の場です。

オンラインコミュニティ

　福井スタートアップ塾（仮）のみなさんが参加できるオンラインコミュニティを運営。ライトな相談や情報交換の場です。

メンタリング

　エンジェル投資家の山口やメンターメンバーとメンタリングを受けることができます。スタートアップのさまざまな課題や問題を経験豊富なメンターとメンタリングを行い成長を加速します。

資金サポート

　スタートアップコミュニティーのオーナーなどによる審査を経てシード・アーリーのスタートアップへの投資を行います。

株式会社　AMC　代表取締役社長
国立大学法人　福井大学　客員教授

現代の篤志家を目指して

　現役社長時代、継ぎ手の一本足打法だったけれども、他の柱も作らなければと考えました。そして技術革新で他の分野でもう一つの柱を創りたいと思い実際にトライしたけれども、あまりうまいこといかず、０から１の新規事業の才能は自分には無いのだなと思いました。
　そして２代目経営者としてのコンプレックスです。私は父親が敷いたレールを歩んできましたが、他の分野でのもう一つの柱を創りたかったができなかったこともあり、自分で起業し０から１を産みだすことをがんばっている人たちを応援したいという思いがあります。
　さらにもう１つは恩送り。これは恩を受けた人に返すのではなく、私が次の世代の人たちに受けた恩を送るということです。これには強烈な経験がありました。株式会社小松ゼノアの児嶋会長から、社長としての心構えを個別指導を徹底的に受けたことでした。社長業を経験した人からしか社長はアドバイスを受けられません。小嶋会長から一人前の社長にしてもらったと思っているので、新米の社長さんに自分の経験を通して恩を送っていきたいと思い投資家としての活動を始めました。
　今ではあまり聞くことがなくなった篤志家という言葉があるのですが、投資家というよりも篤志家ですね。昔は地域に一人ぐらいはいたんじゃないでしょうか。社会奉仕や慈善事業などを行っていた人です。ボランティアではなく村の優秀な学生の援助したり。私は社会問題を解決するためにスタートアップする人たちを応援する現代の篤志家を目指します。